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サボテン

2016/06/04


 息子が育てているサボテンが久しぶりに花を着けました。これは筆者の亡くなった母の形見でもあり、孫に当たる息子がずっと世話してまいりました。
 サボテンは種の同定が難しいです。おそらくエキノプシス属のひとつだと思います。



 5月22日。数日前からニョキニョキと伸び始めたツボミが、今にも咲きそうな状態になりました。明日には開花しますね。



 本体の様子。普段はこんな感じです。



 これは前段階のツボミでしょう。開花にはあと数日かかりそうです。



 こちらはもうすぐ咲きそうです。



 これも明日にも咲きそうなツボミです。



 5月23日。朝になりましたが、予想に反してまだ開いていません。



 日が充分に差し始めた8時頃、一斉に開花しました。早朝に見たときには、もう咲かないのかと思っていたぜ。



 4つの鉢に1株ずつのサボテンがありますが、そのすべてがこの日一斉に開花しました。残念ながら世話をしている息子本人は、すでに仕事のために家を出たあとです。



 見事な赤い花です。花径は10cmくらいあって上から見ると、サボテン本体が隠れてしまいます。



 横から見ると、小さな体に大きな花、ですね。



 中心の蕊の部分のズームアップ。なんだか神秘的です。
 夕方6時過ぎに息子が帰宅しました。まだ昼間のように明るいのに、サボテンの花はすでに閉じていました。けっきょく息子は咲いている花を見ることができませんでした、育ての親なのに。



 花は1週間ばかり開閉を繰り返し、日曜日には息子も開花状態を見ることができました。
 終盤になると花弁の縁の方がボロボロになり、花自体が小さくなってきました。



 終盤の花たち。写真中の下にあるものは、すでにしぼんでしまった花です。

 サボテンは水をあまり必要としない、滅多に花を着けない、環境や生育状態が悪化すると花を着ける、そんなふうに誤解されていることが多いようですが、あまり日が差さず多湿な環境は苦手であるものの、水が不用というわけではありません。保湿性のある土に植えてたっぷりと水を与えるような育て方はダメージになるものの、水はけの良い土に植え、充分に水を与えるのが良いようです。
 乾燥地や砂漠といった極限状態に自生するイメージがありますが、砂漠でも夜露が降りますし、雨も大好きです。体内に水分を備蓄し、長期的な乾燥にも耐えうるというだけで、水分のない状態では彼らはじっと耐え忍んでいる状態なのです。
 適正な水やりと適切な肥料供給を行ない、良好な生育状態を維持できれば、その時こそサボテンはたくさんの花を着けます。枯れずにいるけれど花を見たことがないというケースは、それが順調というわけではありません。
 寒冷地では冬場は屋内に収容する、霜除けをほどこすといった管理も重要です。

 サボテンを熟知しているような書き方をしましたが、筆者はサボテンを育てた経験は多くありません。息子の方がよく知っているでしょう。ただ、母から受け継いで12年になるのになかなか大きくならないのには、なにか管理上の問題があるのかもしれません。



追加画像:花の終わったサボテン。

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