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クツワムシ6

2016/06/02


 本項は最初、ツユムシたち3として記述していたものです。
 2014年にキリギリスを飼っていて、産卵するも翌2015年にはほとんど孵化せず、同年同じケージ同じ土のままクツワムシを飼育しました。そうしたところ今年の5月上旬にワラワラと幼虫が孵化して来て、それを筆者はクツワムシと思い込んで育てていたわけです。5月末に、同じケージに別の幼虫が目につき始め、今度はそれをツユムシ類の幼虫が紛れ込んだものと判断してしまったのでした。
 クツワムシと信じていた幼虫が夏になって羽化して初めてキリギリスだったと判り、筆者はようやく自分の失態に気づきました。真相は2014年に産卵されたキリギリスの卵のほとんどが2016年になってようやく孵化し、遅れて出現した幼虫たちは2015年に産卵されたクツワムシの卵から孵ったものだったんですね。つまりクツワムシの繁殖はじつは成功していたわけです。



 5月29日。5月上旬に孵化したキリギリスよりも4週間近く遅れて孵化したクツワムシの幼虫。



 すでに2令に成長しているキリギリスの幼虫と比べるとこんな感じ。クツワムシの幼虫は数でキリギリスを圧倒しています。



 キリギリスとちがって警戒心が低く、あまり逃げ回りません。クズの葉に群がってじっとしていることが多いです。
 その後、肉食性の強いキリギリスたちに食べられ、クツワムシの幼虫たちは死滅してしまいました。

 最初に孵化した幼虫たちがキリギリスであったと知っていたら、クズの葉を与えるよりも、タンポポの花や野菜、動物質の餌を与えていました。敗因は、キリギリスの卵が翌年よりも冬を2回越した春の方が孵化率が高まるということを知らず、キリギリスの繁殖は失敗に終わり、5月初めに孵化した幼虫たちをクツワムシだと信じて疑わなかったことですね。
 じつは昨年、キリギリスの幼虫が少数だけ孵化したことを記録に残しています。また、子供の頃にはクツワムシの繁殖にも成功しています。こうした経験がありながら、思い込みによって大きなミスをしてしまったわけです。初心者同然ですね、笑ってやってください。
 ということで、同じケージで孵化したキリギリスとクツワムシは、両方とも適切な管理を得られず、羽化に至ったキリギリスはわずか1頭、クツワムシは初令のうちに死滅という惨敗に終わりました。

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