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コアシナガバチ3

2016/06/05


 ベランダで営巣中だったコガタスズメバチの女王が駆除されたか鳥にやられたかで帰って来なくなってしまったので、庭で巣作りしているコアシナガバチもひょっとすると天敵に襲われるかもsれないと思い立ち、ケージを用意して確保することにしました。去年はセグロアシナガバチのワーカーたちを主に昆虫ゼリーでかなり長期間飼うことができたので、本種も飼育できるかもです。
 それに庭といっても嫁さんが時おり布団やなんかを干す場所から1mも離れていないので、ワーカーが増えてくると刺される心配もあったので、無事だとしても巣をそのままにしておくのはあまりよろしいい状況ではありませんでした。本種はアシナガバチの中では比較的気が荒く、ワーカーの数も多い方だそうですし。



 庭の植木に営巣している姿は、これが最後です。地上高10cmばかりの草がたくさん生えている場所で、鳥には見つかりにくいかもですが、アリは易々と巣に接近することができそうです。もうちょっと高い場所とか考えなかったのでしょうか。



 本種の飼育のために用意したケージ。ガラス製で高さが50cmほどあります。本種は小さいので万一ワーカーがたくさん増えても大丈夫でしょう。



 前面のガラス戸は引き戸式なので、間にスポンジを貼ってハチの脱走を防ぐことにしました。



 上部が金網になっていて、目が粗いのでここはスポンジでふさぎました。黄色矢印は、コアシナガバチの巣がついている枝です。つまり枝がケージの天井を突き抜けており、脱落しないようにクラフトテープを貼った状態です。これをつまんで巣の向きを変えることもできます。



 飼育中のゴキブリとツユムシの幼虫の頭をつぶして与えることにしました。ハチの喜ぶ餌ではありませんが、現在ジャンボミルワームを切らしているので。



 去年のセグロアシナガバチのワーカーたちが大好物だった昆虫ゼリーは欠かせません。



 右は小さなタッパーに入れた飲み水。左は巣作りの材料用の紙、ティッシュとキッチンペーパーです。利用するでしょうか。



 まだ女王だけだったので、ハチごと巣を確保するのは容易でした。プリンカップで巣ごと挟み込み、巣の着いている枝を長めに切って採集完了。あとは巣をケージ内に固定し、プリンカップをそっと女王バチが驚かないように解放します。女王は驚いて飛び回るようなこともなく、巣にくっついていました。



 巣は、観察しやすいように逆さまに固定しましたが、不安定な小枝に巣作りするくらいだから、巣の向きを変えられるくらいは大丈夫でしょう。それに小さな虫には重力の影響は大きくありませんし。女王は何事もなかったかのように、ずっと巣を守っています。とりあえずケージ内で女王が自分の巣を認識することは成功したようです。



 写真の中央の室をよく見ると、幼虫の頭が見えます。早く成長して女王を手伝ってください。その上の方のフタ付きの室にはたぶん蛹が治まっているのでしょう。下の方の短い室には卵が見えます。育児室は幼虫の成長に応じて深くして行くそうです。

 ここまでは上手くいったものの、女王が昆虫ゼリーを食べ、与えた虫で団子を作って幼虫を育て始めるかどうかは、彼女に一任するしかありません。飼育が順調にゆけば続きを記述します。

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