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スズムシ2

2016/06/17


 スズムシの孵化は、直翅目の仲間でもかなり遅い方です。ひじょうに気温が高い年であれば5月下旬に孵化を迎えることもあると聞きますが、筆者の中では6月というイメージがあります。飼育下では夏には啼き始め、秋口には繁殖行動を終えて衰退して行きます。飼育経験では秋の虫というより夏の虫という感覚が強かったですが、野生ではしばしばかなり秋が深まるころまで啼き声を聞くことがあります。ツヅレサセコオロギのように灯火に集まってきたりせず、姿はなかなか見られないのですが、棲息地では風情ある美声を満喫することができます。また、飼育下では日中でもよく啼きますが、野生ではやはり夜の役者ですね。



 4月24日。ケージに水を含ませた木炭を投入。卵をダニから守るための処置です。スズムシは他のコオロギに比べるとデリケートなうえ、今回は譲り受けた乾燥状態で管理していた卵を使用するため、孵化率工場のために必須と考えました。木炭はこのまま幼虫や成虫の足場として使えます。



 6月12日。10日を過ぎても孵化に至らないのでずいぶん心配しましたが、ついに幼虫を確認することができました。



 米粒よりも小さくて黒いですが、触角と尾毛が真っ白でとてもよく目立ちます。



 今は見つけるのも苦労するようなサイズですが、あと2ヶ月もすれば羽化して啼き始めることでしょう。



 餌は野菜と熱帯魚用資料。これで必要な動物質と植物質(水分)がまかなえるはずです。野菜としてはキュウリやナス、ニンジンが一般的ですが、飼育中の爬虫類に与えている小松菜を少量拝借しましょう。この方がカビや腐敗が少ないですから。

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