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マダラカマドウマ

2016/06/19


 筆者が子供の頃、お庭の3種の神器と言えば、ダンゴムシ、ハサミムシ、カマドウマでした。ほかにもミミズとかワラジムシとかヤスデ、ゴミムシ、アリンコと、たくさん地虫はいたのに、なぜかこの3種をお庭の代表として崇めていました。彼らにはまた子供たち特有の呼称があって、マルムシ、チンコハサミ、ベンジョコオロギと呼び習わされていました。
 庭や、時として家の中にまで、彼らは普通にいたのです。ところが住宅事情の変化に伴い、彼らは徐々に人里から離れてしまいました。今でもダンゴムシはワラジムシに圧されながらもけっこう見かけますが、ハサミムシは公園や野原にでも足を延ばさないと見かけなくなりましたし、カマドウマはなかなか見かけませんね。



 現在の住まいに越してきて、もう12年になりますが、来たばかりの頃には、まだ時おり家の周囲でこいつと出くわすことがありました。暗くてじめじめしたところが大好きな彼らは、一般にはかなり不気味な存在です。広い雑食性を示し、ゴキブリのようになんでも食べますから、人家にも充分適応できそうなのですが、暗くてじめじめした場所が最近の人家の周りには少なくなってしまったんですね。



 直翅目の中でもバッタやコオロギとちがって異様なところは、翅が完全に退化していることですね。夜行性で、日中は物陰に隠れており、洞窟なんかが大好きですね。夜になると虫の死骸をあさったり樹液に集まったりします。
 そうした日陰暮らしであるにも関わらず、後肢がひじょうに発達していて、他のあらゆるバッタ、コオロギ類よりも強力なジャンプ力を見せます。インドア派なのかアウトドア派なのかよく判りません。
 跳躍力があまりに強いので、狭いケージで飼うと壁面や天井に激突して大きなダメージを受けたり、最悪死んでしまうこともあるそうです。



 とりあえず大型のプラケースを用意してやりました。壁面は登れないようなので扱いは楽です。落ち葉やおがくずを適当に敷いてやり、野菜や昆虫ゼリーを与えます。熱帯魚の餌もいいですね。とにかく何でも食べます。
 集団でいるのは嫌いじゃないようです。日中は全員で1ヶ所に固まっていることが多いです。
 冬季以外はいつでも繁殖が可能なようですから、そのうちヒマを見つけて産卵用のケージを仕立ててやるとしましょう。

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