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ゴマダラチョウ

2013/11/28


 タテハチョウ科に属する標準的な大きさのチョウです。日本の国蝶オオムラサキとは近縁の種で、翅の形状や紋の配置がよく似ています。オオムラサキほどの派手さはありませんが。生態や棲息地も重なっていて、オオムラサキの山地と称されるところでは、本種も見かけるでしょう。
 けっして珍しいチョウでもないのですが、そうホイコラ目にする種でもありません。オオムラサキと比べたら個体数も多く棲息範囲も広く、筆者の家のような山岳地では民家に飛来しても珍しくもなんともありません。
 越冬した幼虫が、春に発生して繁殖に参加し夏にも次の成虫が発生しますが、温暖な地方では年に3回成虫が発生するそうです。やがて12月になろうかという今頃になって、本種を見かけるのはいささか希有な気がします。筆者の住まいは兵庫県と大阪の県境に近い山地なので、温暖な地方ではありません。地球温暖化による異変でしょうか。この辺りで今頃発生しても繁殖のために異性に出会うこともないでしょう。すでに衰弱しきっていましたから、成虫で越冬することもなさそうです。チョウの仲間には成虫で越冬する種も少なくありませんけどね。



 夏に発生した成虫が繁殖に加わった場合、その時期に生まれる幼虫は、本州では越冬型のはずなのですが、温暖化によって秋のうちに蛹化→羽化に至るものが出現するようになりつつあるのでしょうか。
 幼虫の食草はエノキの葉。成虫は花の蜜よりも樹液を好むようです。この辺りもオオムラサキと共通です。夏にカブトムシやクワガタを採りに山に分け入ると、カナブンやスズメバチと共に、本種が樹液に集まっているのを見かけます。

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