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アカガネサルハムシ

2016/07/20


 もう30年以上前のこと、奈良県の山深い天川村で、本種の大群に出会いました。図鑑でしか見たことのない虫だったので大喜びでした。当時は飼育しようなんて気はなくて、高校時代からチマチマと作っている標本箱に収容しようと3頭ばかりを持ち帰りました。ずいぶん長らくぶりの再会は、懇意にしていただいている虫取り名人様によって実現しました。



 やっぱ綺麗な虫ですね。緑のボディにピンクの模様、金属光沢というのはタマムシと同様です。タマムシのように大きな虫ではないけれど、美しさには変わりないです。



 長めの肢とよくくびれた前中胸部がサルハムシの特徴ですが、じつに可愛らしいプロポーションです。



 虫取り名人様が食草のブドウの葉をたっぷり送ってくださったので、しばらく飼ってみることにします。ハムシやゾウムシの仲間は、飼育下で長期的に生きるものと、なかなか長生きさせられないものとに別れますが(他の虫もそうか)本種はどうでしょうね。



 ちっこいけれどこの色合いは南国系ですよね。保護色とは正反対のよく目立つ色合いは、生きてゆく上でどういったメリットになっているのでしょう。むかしタランチュラの権威の方と話した時に、昼行性の虫にとって日の照りつける照葉樹の葉上では、輝くボディが保護色のような効果を発揮するということを聞きました。確かに熱帯ジャングルでは通用しそうな理論ですが、日本のしかも標高の高いところにまで北上してなお、その金属光沢を失わないのはどうしたことでしょう。自然物とはかけ離れた色合いが、逆に捕食者の目を欺くのに役立っているのかもしれませんね。


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