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チブサトゲグモ2

2016/07/22


 棲息地ではけっこうたくさんの個体が見つかり、互いに巣網が接しあっていたりすることも少なくないそうです。であれば、1つのケージに複数を同居させても問題なさそうですよね。ものぐさな筆者には理想的です。



 空中にぽっかり浮かんでいます。巣網はジョロウグモ等のような見事なものは作らないようです。これで獲物がかかるのかと心配になるような適当な巣網です。



 浮いてますねぇ。こうして空中に身を置くことで草木を徘徊する敵から距離をとっているように思えるのですが、どうでしょう。



 今のところ巣網にかかった獲物を捕食しているところは見ていません。枝をポコポコ歩いていたレッドローチを捕まえて食べているのは見ました。あまり敏捷なクモではないので、狩りはしばしば失敗に終わります。
 それと悲劇も起こりました。ケージの底でじっと死んだふりをしているところを逆にレッドローチに襲われてしまったのです。レッドローチは、甲羅と頭胸部の間の柔らかいところに食いついて本種を仕留めてしまいました。与えた餌に食われるなんて残念な話しです。硬い甲羅や棘を有する本種は、逃げて危険を回避するのではなく、自らの防御力をあてにしているようです。



 早々と繁殖行動も始まりました。入手した個体はいずれもメスなので(オスはひじょうに小さい)持ち腹のメスも含まれていたようです。新聞紙にくっつけるようにして揺籃を作っています。



 なんと、揺籃は美しい緑色をしています。普段はもちろん白い糸を吐くわけですが、揺籃作りにはこうして色づけされた糸を用いるんですね。



 揺籃の形はけっこう適当で、メスによって形が様々です。よく見ると中に卵塊があるのが判ります。



 メスは揺籃を守ることにそれほど熱心ではないようです。自分で守るよりも目立たないところに隠した方が安全なのでしょう。この緑色は植物の葉の裏では理想的な保護色になることでしょう。



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