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チュウレンジハバチ4

2016/07/27


 去年、幼虫から育てていたコブシハバチは、蛹化したもののけっきょく成虫は羽化しませんでした。コブシハバチは年1化性で蛹はそのまま地中で越冬しますが、本種は年に数回発生するので、蛹の期間も短いはずです。



 6月24日。以前に繭から取り出した前蛹です。



 7月2日。繭から取り出した前蛹は、ひじょうに短くなりました。本種もおそらく囲蛹なので、幼虫の中で蛹化しているはずです。




 7月21日。地表に作られた繭に穴が開いているのを見つけました。どうやら羽化したようです。しかし、成虫の姿が見当たりません。



 よく探してみると、死骸が見つかりました。本種のものでまちがいありません。羽化したものの死んでしまったようです。



 死骸のすぐそばに、ヒメバチかコマユバチの仲間と思われる虫を発見。羽化したチュウレンジハバチは、幼虫の時点でヒメバチに寄生されていたようです。



 昆虫の幼虫に寄生する小さなハチというものはじつにやっかいなものです。防虫シートをしていても彼らはしばしば侵入に成功します。これを防ぐには、防虫シートをしたうえで、その縁をセロテープで封印するしかありません。それでもメンテナンスのためにフタを開けるときに侵入を見逃せばアウトです。あるいは採集した時点ですでに寄生を受けている幼虫も少なくありません。寄生性のハチやハエを完璧にシャットアウトするには、卵の時に採集してきて、完全密封(空気の流通は必要)したケージで慎重に管理するほかありません。

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