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コシロカネグモ

2016/07/29


 飼育中のチュウガタシロカネグモとは近縁のアシナガグモの仲間です。体がじゃっかん小さいのと、腹部の模様がやや異なります。もっとも模様には個体差があって、両者の区別が難しいほど似ている個体もあるようです。虫取り名人様からのいただきものです。



 虫取り名人様から送られてくるまで、本種の存在を知りませんでした。筆者がこれまでに目にしたチュウガタシロカネグモのうち一部は本種だったかもしれませんね。



 チュウガタシロカネグモが水辺を好むのに対して、本種は主に林の外縁部などに多いそうですから、むしろ本種の方を多く目にしてきたのかもしれません。



 試験管しいくでかれこれ3週間になります。狭いスペースでは巣網を張るわけにはゆきませんが、何度か採餌し元気にしています。歩脚にはひじょうに長い棘があって、獲物をホールドする能力は低くありません。カニグモの仲間のように大きな獲物を捕らえることはできませんが。



 今年は虫取り名人様のおかげで多くのクモと出会えましたが、アシナガグモの仲間と小さなコガネグモの仲間は、なかなか飼育が難しいように思えます。長期飼育を成功させるためには、やはり充分に広いスペースと、小さな蛾やバッタのような生き虫を与えてやる必要があるのでしょう。
 その点では、本種は珍しく狭いスペースでも元気にしています。いい子だ。



 腹部の模様は、チュウガタシロカネグモに比べると少し寂しい感じです。本種もチュウガタも、刺激を与えると腹部の模様が変化するそうですが、その様子は現在のところ確認できていません。

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