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ヒメシロモンドクガ

2016/07/29


 虫取り名人様がまた珍しい虫を送ってくれました。ヒメシロモンドクガという有毒の蛾の一種で、筆者が知らない虫です。読者のみなさんはご存じでしたか? 子供の頃や若いころは甲虫類ばかりに夢中になっていましたから、鱗翅類に興味を持ち始めたのは最近のことです。筆者にとっては蛾や蝶の世界は、ようやくその扉をたたいたばかりの未開地です。なんて言っても甲虫類にしたところでまだまだ入り口付近をさまよっているありさまですけどね。



 どうよ? 鱗翅類の幼虫はバラエティに富んでいますよね。甲虫類のそれは、とくにコガネムシやクワガタの仲間など、いずれ違わぬ似かよった白いイモムシですけど。



 地中暮らしのイモムシに対し、鱗翅類の幼虫はアウトドア派ですから、身なりにも気を配っているのでしょう。その中でも本種は抜群にオシャレですね。



 頭部と胸部にある長くて太い黒毛束。これはどう見ても機能的というよりファッション要素が大きい気がします。



 毛虫ですから体中が長い毛で覆われていますが、それに加えて背中にブラシのような黄色の毛束は並びます。



 このカラフルさと異形ぶりは、やはり警戒色なんでしょうね。



 ドクガの仲間ではありますが、幼虫は毒針毛を持たず、触っても平気なようです。ただし無毒というわけでもなく、強い接触をするとかぶれたりするそうです。強毒ではないけれど強烈な警戒色により捕食者の襲撃をためらわせているようです。



 じつは、虫取り名人様から筆者のところに届いた時には蛹化していました。なので上記の写真はすべて虫取り名人様の撮影によります。
 本種の幼虫はきわめて広食性を示し、多くの樹木や野菜、豆類の葉を食するそうです。飼ってみたい人には朗報ですが、本種を見つけることが先決です。


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