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ヒメタニシ

2016/08/17


 筆者が幼いころ、タニシはひじょうに身近な生き物でした。家の近くの用水路や学校の下水道には、タニシの大群がいました。筆者の親世代の人たちにとってはタニシは食料でもあったようです。
 筆者はむかしから動物の進化に興味があって、脊椎動物は魚類→両生類→爬虫類の順に飼育を手がけてまいりましたが、魚類ステージの頃には、淀川のわんどでタナゴを収穫したついでにタニシを連れ帰ったものです。あの頃に水槽に投じたタニシは、マルタニシであったと思われます。



 水槽のコケ取り要員として、鑑賞魚を扱うショップでも市販されているタニシは、最近ではもっぱらヒメタニシを言われるものですね。試しに買ってみましたら、名前とは裏腹にけっこう大きいんですよ、これが。もっと可愛らしいものを想像していたのですが。



 たいへん活発によく動き回ります。見た目はすこぶる地味ですけど。



 フタが開いて足を出しています。下に転がっている黄色い二枚貝は淡水性のシジミです。



 水槽のガラス面に張りついているところ。同居中のレッドラムズホーン(インドヒラマキガイ)が、ヒメタニシに着いた茶ゴケを舐めています。



 ヒメタニシは、けっして美しい貝ではありません。それにかなりの大きさがあります。水槽の掃除屋さんということで、コケ取りに雇われることが多いようですが、水槽内にコケが繁殖するよりも、タニシが蠢いている方が美観を損ねるような気がするのですが……。
 筆者はもちろん、清掃要員として雇用したわけではありません。水槽内には本種のほか、サカマキガイやインドヒラマキガイがワラワラいて、ガラス面をブツブツと覆っています。こうなるのがイヤで、貝の駆除に汗を流す人も少なくありません。
 むかし、水草に着く小さな巻き貝たちにハマって、鑑賞魚屋さんに行って、巻き貝を分けてくれと言ってイヤな顔をされたことがあります。そりゃそうでしょう、食堂に行って厨房に出現するゴキブリを分けてほしいと言ってるみたいなものですから。

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