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ツクツクボウシ3

2016/08/24


 アブラゼミやクマゼミと共に日本を代表するセミですね。なかなかユーモアのある啼き方をするセミでもあります。北海道を含む日本全国で見られるようですが、あまり寒さに強くないので、北日本では生息地が限定的だったのが、最近の温暖化に伴って生息域が広がりつつあるとも聞きます。7月にその声を聞くことはまれですが、8月以降になるとだんだん目立ってきて、朝から元気に啼いています。アブラゼミとクマゼミが午前と午後で棲み分け(生息地は重なるが繁殖行動の時間帯がずれる)ているのに対し、本種は大型のセミの勢力が衰えてきた頃から勢いを増します。時期的に済み分けているわけです。



 お盆過ぎになると毎年1〜2頭を道端で見かけます。繁殖を終えて衰弱してしまったものが、道路の隅に転がっているのです。ツクツクボウシも時おり家の庭で啼きます。



 顔のズーム。前回もこういうのやったと思いますが、可愛いのでしつこくやります。可愛いけど、本人は虫の息です。6肢を弱々しく動かすことしかできません。



 腹面図。指先サイズの小さなセミですが、大きな声で啼きますよね。すごいパワーです。



 8月25日。偶然メスの死骸を拾いました。オスと腹面の比較です。左側がメス。多くの昆虫では卵巣を持つメスの方が大きなお腹をしていますが、セミの場合は共鳴装置を持つオスの方が大きいです。メスは産卵管も良く目立っていますが、このように産卵管が突き出ているのは産卵を終えた証拠だと思います。

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