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チブサトゲグモ3

2016/08/24


 飼育を開始して1ヶ月以上になりますが、かなりの数が死んでしまいました。その間に3個の揺籃(卵を保護する袋)が確認できましたが、本種が繁殖を終えると間もなく死んでしまうものなのか、飼育下で長生きさせることが難しいクモなのかはよく判りません。



 生存中のメスです。飼っているのはすべてメスですけど。



 上記のメスが作った揺籃。これまでの2つと同じくきれいな緑色をしています。普段は他のクモと同じく白い糸を出しますが、揺籃は緑色です。この時だけ緑の糸を出す能力があるようです。不思議だ。植物の葉上では保護色になるのでしょう。



 よく見ると、針の先ほどの小さな黒い点々が動いています。



 幼虫が孵化し、揺籃から出て行くようです。揺籃の中央部にはまだ多くの幼虫が残っているように見えます。すでに揺籃を離れているものもいます。
 本種の幼虫はクモの中でも極小の部類に入りますね。これまでいろんなクモの幼虫を見てきましたが、これ以上小さいものは見たことがありません。揺籃が作られてから幼虫が自立するまで観察することができなかったので、どれくらいの日数で孵化し自立するのかは分かりませんが、おそらく長い期間ではないでしょう。
 このダニのように小さな幼虫たちは、自力で餌を捕獲できるのでしょうか。以前に野外観察したセアカゴケグモの場合は、幼虫たちは親の張った巣上に散らばって、獲物のおこぼれにあやかっていたようですが、本種もそういう習性を持つのでしょうか。それとも自分よりもさらに小さなダニのうような生物を見つけて生きて行くのでしょうか。はたまた他の虫等に寄生し、それこそダニのような生活を送りながら成長するのでしょうか。
 先月孵化を観察したアオオビハエトリは、親は小さくても孵化した幼虫はひじょうに大きく、小さなアリていどなら自力で捕食できそうでした。それに比べると本種のような微細な幼虫の暮らしがどんなものなのか、想像に易くないですね。

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