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アオオニグモ2

2016/08/26


 透明感のある緑色の体と、対照的な粉をふいたような白い腹部を持つ美しいクモです。前項で春告げグモとして紹介しましたが、虫取り名人様がそれを捕獲したというので送っていただきました。春告げグモであっても春にしか見られないわけではありません、当然ながら。5月以降はその他の多くのクモたちが活動し始めるので、本種が目立たなくなるということなのでしょうか。あるいは、他のクモたちに先んじて春先から活動することから春を告げるクモと呼ばれるようになったのでしょうか。



 綺麗ですね。白い腹部がなんだか表情があるようでユーモラスです。前項ではこの背中の様子を記載することができませんでした。体長が8mmばかりありそうなので、成熟したメスですね。



 側面図。小さいけれどずっしりとした体形をしています。



 擬死。弄んでいると温室のシンクに落ちて仰向けになりました。



 触肢に注目してください。メスなので当然グローブはつけていません。前項では触肢がオスのそれのように膨らんでいるように見えて悩んだのですが、これを見ると触肢を曲げた状態がそのように見えただけという気がします。



 お腹の個性的な模様。表情があるように見えると前述しましたが、カブのようにも見えません? 頭胸部はオレンジ色です。



 単眼の配列がまた個性的です。



 飼育下でも野生のような隠れ家を作ってくれることを期待して、プラケースに木の葉を入れてやりました。



 プラケースの上部に薄い網を張っているところ。飼育を始めて10日以上になりますが、前項で見たような巣を作ることはありません。野生では葉や花弁の上に作る隠れ家は大きなトラップようの網に通じており、それを作れないケージの中では野生のような隠れ家を再現してくれないようです。本種も他の小型のコガネグモたちと同様に、飼育下ではいささか気難しい、言わば飼いにくいクモなのでしょうか。

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