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クギヌキハサミムシ

2016/08/31


 ハサミムシに関しては、オオハサミムシを過去に何度か飼ったことがあります。子供の頃からよく見かける親しみ深い地虫ですが、なぜか飼育下で長生きさせられません。土に穴を掘って穿孔し、そのままいなくなってゆきます。不思議です。



 色合い的にはオオハサミムシとよく似ていますが、尾端のハサミの形状がひじょうにユニークです。危険を感じるとサソリのようにハサミを振り上げて威嚇します。これもオオハサミムシと同じですね。



 ハサミムシの仲間は、どれも同じような形態をしていますが、ハサミムシ科、オオハサミムシ科、クギヌクハサミムシ科、マルムネハサミムシ科のようにいくつもの科に分けられています。その必要性が筆者にはよく判りません。みんなハサミムシ科でいいじゃん、と思うのですが。



 落ち葉のようなものの下に潜り込むのが好きなのは、地虫の特徴ですね。地虫に限らず隠れ場所を確保したがるのは多くの動物で共通ですけど。ただ、オオハサミムシのように土を掘って穿孔することはほとんどありません。おかげで観察しやすいハサミムシです。



 小さな虫を捕食すると思われますが、あまり優秀なハンターではなさそうです。自分と同等かそれ以上大きな虫は襲わないようです。ドッグフードや煮干しを与えるとそれをかじっています。こうした餌があればあえて生き虫を捕食する必要性を感じないらしく、餌として入れてやったレッドローチがいつまでも生きていたりします。



 飼い始めて1ヶ月近くになりますが、たいへん元気にしています。とても飼いやすいハサミムシです。この調子で繁殖もちょっぴり期待しているのですが。



 ペアです。メスが体が大きくてハサミが直線的、オスはハサミが湾曲していて体に対して大きいです。
 メスは産卵すると孵化まで卵を護り、幼虫が一斉に孵化するとメスはその餌になるそうです。オオハサミムシも確か同じ習性があったと思います。

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