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シマゲンゴロウ

2016/09/16


 茨城県から美しいゲンゴロウの仲間が届きました。休耕田からの排水路に群生していたとのことです。いるところにはいるものですね。筆者は初めて実物を見ました。想像を上回る美しさです。ゲンゴロウ類にハマる人の気持ちが解ります。



 黄色のストライプに2点のドット柄、おしゃれですね。翅が長く大きいのは高い飛翔能力を物語っているのでしょうか、それとも翅鞘の下の空気溜めを大きくして長時間の潜水能力を得るためのものなのでしょうか。



 腹面図。前中肢は小さく後肢だけが大きくなっています。ガムシとちがってオール状の後肢だけを使って泳ぎ、しかもガムシよりも優れた泳ぎ手です。



 こんな状態で届きました。水生昆虫の輸送としては、やっぱこれが最も理想的ですね。魚みたいに水に入れて運ぶと空気呼吸をする生物は疲弊してしまうことが多いです。ひじょうに元気にしていました。



 水槽に入れました。やっぱ綺麗ですね。ガラスが青ゴケで汚れていてすみません。雇っているヒメタニシとサカマキガイが青ゴケに対しては仕事をしてくれません。



 水底で休んでいる姿がよく見られます。休んでいるのかどうか判りませんが。餌を探しているようではなさそうです。



 水槽内に静めている木炭にもよく集まります。落ち着ける場所のようですね。



 サカマキガイを捕まえました。生きているもののほか、魚の死骸なども大好物です。



 泳いでいる姿。青ゴケが見苦しくてすみません。



 ゲンゴロウは、翅鞘と腹部背面の間に空気溜めを持っていて、お知りに泡をくっつけていることが多いですが、体の他の場所にもよく気泡がくっついています。



 ドッグフードもよく食べます。ガムシほどにはガツつきません。植物質のものも食べないと思われます。



 同居中のインドヒラマキガイは襲われないのでしょうか。先ほどのサカマキガイも捕獲したもののけっきょく食べませんでした。



 木炭に集まっているところ。木炭にできた割れ目に、体を半分入れているのもよく見かけます。



 これは水面を見降ろした写真です。体のほとんどの部分が水から上に出ていて、ひじょうに浮きやすい体に思えますが、潜水能力の妨げにはならないようです。

 ゲンゴロウの仲間は、地上に産卵し幼虫は水生ですが蛹化も陸地の地上で行なうそうです。繁殖を目指すには産卵や蛹化に必要な陸地、潜ることができる土が必要ですが、それよりも高い捕食能力を発揮する幼虫の餌を用意することが大変ですね。それとも幼虫もドッグフード等で育てられるのでしょうか。
 今回は繁殖を目指す予定はありません。

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