バルバトスカギムシ2
2016/09/30
入手して20日ほどが経過しました。とりあえず生きています。観察するとたいてい落ち葉の下でじっとしています。こうした生き物としてはごく自然な状態ですね。本種もおそらく夜行性であると思われます。
単純な飼育環境。時々水をスプレーしてやっています。虫に直接水をかけても驚いたり嫌がったりしません。
この色は地表ではほんと目立ちません。慣れるまではなかなか見つけられなくてヒヤヒヤしました。最近はかなり見つけるのも上手くなりましたよ。
地表をはい回るのが基本で、ケージの側面を登ったりはしません。マットに潜ることもありません。
餌は浅い皿に入れてこんな感じで与えています。ゴキブリはなるべく小さなものを選び、頭をつぶしておきます。
本種にはやはり虫を与えるのがよいようです。餌皿からはゴキブリだけがなくなっています。最初のうちはこんなふうに給餌していましたが、その後は生きたゴキブリをそのままケージないに放つようにしました。
脆弱な生き物の場合、捕食者であっても逆にゴキブリに食われてしまうようなこともあるので、心配でしたが、そうしたアクシデントは起きませんでした。ただ、あまりたくさんのゴキブリを投入することは危険です。日中本種がじっとしているところをゴキブリが襲うことは大いに考えられます。与える餌は少なめにした方が安全であると思われます。