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クマバチ4

2016/10/28


 先日訪れた兵庫県川西市の黒川ダリア園では、たくさんのアブの仲間を見つけましたが、それに混ざって大きなクマバチが異彩を放っていました。本種以外に見たハチの仲間と言えば、コガタスズメバチくらいのもので、ミツバチやアシナガバチの仲間が姿を見せないのが不思議でした。ダリアの花はアブの仲間が好んで、ハチ類はあまり興味を示さない特徴でもあるのでしょうか?
 同園にはコスモスも植わっていましたが、やはりハチの姿はありませんでしたので、ハチがいない原因は花よりも土地柄にあったのでしょうか。



 この日は3頭のクマバチを見つけました。オオハナバチと比べてもさらに一回り大きな体は、すごい迫力です。体が大きな割りにはよく動き回るので、思いのほか撮影が大変でした。



 ダリアは大きな花を付け花蜜もたっぷりなので、ここではクマバチたちは普通に吸蜜していましたが、彼らは強靱な口器を持っており、花の根元をかじって蜜を得る盗蜜も行なうそうです。盗蜜は、植物にとっては虫に花粉の媒介をしてもらえず蜜だけを盗まれるので迷惑な話しです。



 体長2cm越えの体躯と、黒と黄色のコントラストの色合いは、ほんと迫力がありますね。黒い翅で飛翔する際には、大きな音を立て、安定した力強い飛行を見せます。



 クマバチはフジの花と独特の共生関係を持っています。フジの花は花弁が固く閉じていて、虫たちはその中の花蜜を得ることが難しいのですが、クマバチはそれを押し開くことができ、フジもクマバチには比較的容易に花弁を開くのだそうです。クマバチはその中の蜜を舐め、フジはその際に露出した花柱と蕊をクマバチに触れて花粉の受け渡しを行ないます。

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