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タカサゴユリ3

2016/11/06


 10月上旬に青い実を1つ摘み取って持ち帰りました。本当は実が枯れて茶色になってから摘みたかったのですが、道端や公園の縁に自生しているタカサゴユリが雑草として刈り取られたり、実だけがなくなっていたりしてどんどん姿を消していくので、うかうかしているとなくなってしまう可能性が高かったのです。



 持ち帰った実はほぼ1ヶ月みずみずしい緑を保っておりましたが、11月に入って急に色が悪くなってきたと思いきや、それから日に日に色が悪くなり数日で茶色く干からびてしまいました。



 中を見てみましょう。パキッと折ると中からたくさんの種が出てきました。写真に写っているもので3分の2ていどで、まだずいぶん鞘の中に種が残っています。これだけあると数える気もしませんね。



 ひとつひとつの種はととえも薄く扁平です。静電気を帯びていてものにくっついて離れません。動物にくっついて遠くまで運ばれる仕組みになっているようです。また扁平で紙のように軽いので、微風でも飛んで行ってしまうでしょう。
 種は、静電気で動物にくっつくのと、風にはこばれるのと、2通りの方法で広範囲に散布されるようになっているわけです。
 土着して芽吹いた新たな苗は、2〜3年かけて球根を太らせ、また立派な花をつけることになります。

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