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馴化3

2016/11/11


 この子を飼い始めて早いもので3年以上になります。アオダイショウはかなり知能が高く、飼育者を覚えるようになるとも聞きます。幼蛇から育てればハンドリングも不可能ではないようです。ただ、この子はうちに来たときにはすでに成蛇で、しかも野生育ちです。最初の頃はケージの奥の方で身をこごめ、しかも夜のうちに水入れを奥まで押していってその裏に身をひそめるという警戒ぶりでした。



 それでも比較的早い時期に与えるマウスを餌と認識するようになってくれたので、飼育自体は難しくありませんでした。定期的に餌を投入し、水入れの水を換えてやる、それだけの付き合いでした。



 最初の冬を乗り切り(冬場は加温し冬眠させませんでした)次の夏になると、時折水入れの中で水浴する姿を見かけるようになりました。飼育環境にもかなり慣れてきたように思えました。



 そしてそれ以降は、水入れをケージの奥に移動させることがほとんどなくなりました。居場所は相変わらずケージの奥ですが、水入れを移動してその裏に隠れることはなくなりました。



 脱皮についてはずっと順調でした。脱皮不全は1度もなく、環境が合わないせいで頻繁に脱皮するといったこともありませんでした。



 2度目の冬を終え、今年の夏あたりから、給餌の際には近づいてくることが多くなりました。そしてようやく人の手から餌をもらうことを覚えました。採餌中に手を近づけても平気です。ヘビは獲物と格闘している時はそれに夢中になり警戒心がなくなります。



 先日の給餌の際には、ケージの入り口付近でマウスに飛びついたので、そのままケージから引きずり出してやりました。上の写真は温室内のシンクの中でマウスを食べているところです。
 給餌中にそっと持ち上げ、ケージに返してやりました。給餌の時以外のハンドリングについてはまだまだ自信がありませんが、それにしてもずいぶん慣れたものです。
 成蛇になるまで野生で暮らし、野生のオスと交配して身ごもったメスですから、おとなになって繁殖に参加するまでずっと野生暮らしだったわけです。それでもこうして飼育環境に馴化するのは素晴らしいですね。さいわい寄生虫の問題もなく健康を維持しています。いずれは餌を期待して飼育者に寄ってくるくらいには慣れると思います。

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