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クロモンシタバ

2016/11/20


 京都府南部の山裾にて、そこそこの大きさのあるたいへん綺麗な蛾を見つけました。模様はシンプルで、それほど珍しさは感じないのですが、黄色の色合いが絶妙に美しく惹きつけられました。
 残念ながら自力で検索することができなかったので、あきらめてよくお世話になっている掲示板に写真を掲載したところ、クロモンシタバの和名を教えていただきました。合わせて偶産種であることも教えてもらったのですが、筆者にとっては初めて聞く用語でした。



 調べてみますと、自力あるいは偶然に自然分布域外へ移動した個体のことなのだそうです。外来種とよく似た感じですが、偶産種の場合はその種ごとに偶産種になりやすい傾向が観られるようです。つまり本種は偶産種として棲息域外で見つかることの多い蛾ということですね。



 蝶の仲間には渡り鳥のようにかなりの距離を移動する習性のあるものがいますが、そういった場合は偶産種とのちがいはどのようになるのでしょう。蝶の仲間にも偶産種はいるみたいです。



 シタバの名を聞いて、思ったことは後翅を見てみたかったということです。その名のとおり大きくて明瞭な黒紋のある後翅は前翅よりもさらに黄色が強く、翅を開いた状態はとても美しいということです。ネット上で見つかる写真では、前翅が少し青みがかった黄色で、後翅は強い黄色になっており、翅をたたんだ状態とはずいぶん趣が異なります。それがシタバの仲間の特徴なんですけどね。
 それなりに希少な蛾であるということで、再会の可能性が少ないことを思うと、なおさらに悔やまれます。もっとも、翅を開いて後翅を見せてもらうには、殺して標本にするほかないんですけどね。

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