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ハルキゲニア

2016/12/04


 アイシュアイアと共にカンブリア紀の海で暮らしていた有爪動物の仲間です。そのあまりにもユニークな形状で、バージェス動物群の仲間としてはひじょうに有名になりました。
 体長3〜4cmの生き物で、長形の胴体から下方へ逆V字型に伸びたひじょうに長い歩脚を持ちます。背中には長い歩脚と対を成すような長い棘が上方にV字型に伸び、歩脚と棘がセットになって連続したX型のような体構造をしています。



 とてもユニークな形状であるにも関わらず、バージェス動物群および同じくカンブリア紀の化石を多く残す澄江(チェンジャン)動物群(中国雲南省)の中からも多数発見されており、当時は比較的普通に見られる動物であったようです。



 最近、ハルキゲニアの口器には小さな歯があることが発見されたようです。これは海中のプランクトン等を濾しとるためのものであるとも言われ、現生のカギムシの仲間にそれがないことから、有爪動物は初期に歯を獲得したもののやがて失われたとされているようですが、現生のカギムシはアイシュアイアの子孫であり、もともと歯を持たない仲間であったのではないかと筆者は考えています。


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