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アカントステガ

2016/12/30


 魚類から進化したばかりの初期の両生類としてはイクチオステガが古くから有名ですが、本種はそれよりも魚類に近い生き物でした。棲息年代はイクチオステガと同じくデボン紀後期で、化石が見つかったのも同じグリーンランドです。



 全長は60cmていどで、前肢には8本も指があったそうです。前肢の骨格は魚類の肉鰭類との類似点が多く、手首の関節もなく、地上で体を支えるにはとても心もとない四肢をしていました。彼らはおそらく地表をはい回ることはできても、歩行とは言いがたい動きをしていたのでしょう。



 肩帯にはエラの痕跡があり、肺呼吸とエラ呼吸の両刀使いであったとも言われています。
 本種やイクチオステガを初期の四肢動物であるとしながらも、肉鰭綱の下位に分類する場合が少なくありません。初期の四肢動物が両生類なのか、足を持った魚類なのか難しいところなのでしょう。復元図は両生類的なんですがね。

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