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エリオプス

2017/01/01


 ペルム紀前期に棲息していたひじょうに進化的な両生類です。体長2m体重90kgに達し、50cmていどもある大きな頭部は大きな口器を備えていました。生活はワニやカバのような水陸両用で、高い捕食能力を有する獰猛な捕食者であったのでしょう。



 エリオプスは、地上で体重を支えるためのアーチ型の椎骨や大きく強靱な肢帯を備えており、かなり陸上歩行に適していたようです。しかしながら四肢は腿節が体から真横に突き出し、脛節が直角に曲がるガニ股スタイルであったため、陸生哺乳類のような俊敏性を発揮することはできなかったでしょう。



 エリオプスの復元図を見ますと、尾が小さく水泳にはまったく向いていません。四肢もヒレ状ではなく水中で推力を産むタイプのようには見えません。体が直線上で固定的であることも水泳よりも歩行向きの体躯であると言えます。ただ、現生のカバのように泳ぎはかなり得意だったのでしょう。小型種であれば水中では捕食者の恰好の餌食になっていたでしょうが、2m90kgの体が捕食者を遠ざけたことでしょう。

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