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ホモ・サピエンス・イダルトゥ

2017/02/05


 現生人類ホモ・サピエンス・サピエンスの亜種という位置づけの化石人類で、今から約16万年前頃のアフリカに棲息していたとされています。形態的には現生人類のネグロイド(黒人)と近縁で、ネグロイドはイダルトゥの直接的な子孫であるとも言われています。



 イダルトゥは、上述のように系統的にネグロイドであり、現生人類の最も古いタイプの人類ですがすでに絶滅しており、生存している現生人類は、ホモ・サピエンス・サピエンス1種のみです。



 アフリカで進化を続けた新人は、ネグロイドとして現代人に至り、ヨーロッパやアジアに渡った新人は、ネアンデルターレンシスとの混血によってコーカソイド(白人)やモンゴロイド(黄色人)へと進化して行ったとも言われています。その後は、それぞれの人種の混血が進み、現生人類は肌や目の色のちがいに関係なく遺伝子的に均質な同一種になっています。



 ところで、ホモ・サピエンスの化石人類のひとつにクロマニヨン人が有名ですが、これは今から4万年以降のヨーロッパで見つかった石器人で、系統的にはコーカソイドに属するホモ・サピエンス・サピエンスです。亜種レベルでも現代人と同じです。



 イダルトゥとの混血が進んだとされるネアンデルタール人を、ホモ・サピエンスの1亜種とし、ホモ・サピエンス・ネアンデルターレンシスと表記するという考え方も一頃ありました。ネアンデルタール人はイダルトゥよりも長くホモ・サピエンス・サピエンスと併存しており、現在でもその生き残りがどこかに棲息していると考えている人さえいるそうです。
 もしもホモ・サピエンス・サピエンスが栄えなければ、ネアンデルタール人が現代人に代わって文明社会を担っていたかもしれませんね。もっとも人類が都市文明から機械文明へと発達して行ったのは今から1万年前未満のことで、ネアンデルタール人がその1万年をものにしたかどうかは分からない話しですが。

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