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シロクチアオハブ

2017/03/10


 本項に記載する種は、環境省の特定動物の指定を受けており、一般家庭での飼養は禁止されています。

 アジア南部に生息する樹上性のハブで、このエリアに多数生息するアオハブの1種です。全身鮮やかな緑色で、尾の背面に赤いラインがあります。腹面は白く下顎の下部も白くなりますが、和名のように口の部分が白いわけではありません。目と鼻の間にピット器官がよく目立ち、温血動物もよく捕食します。全長60〜100cmていど。胎生で15〜25頭を仔産します。



 この個体でほぼアダルトサイズです。全長は80cmといったところでしょうか。目も覚めるような緑色に大きな頭。頭部はハブにしては丸みを帯びていて大きく、パイソンを思わせます。ひじょうにかっこいいヘビです。



 緑色の大きな頭に黄色の目がよく目立ちます。目の上にはひさしがついていますよ。目の下から体色が黄緑に変わっているところも鮮やかですね。



 目の前の三角のくぼみは鼻孔ではなくピット器官です。これで恒温動物の体温を検知し、獲物を狙います。



 典型的な樹上生活者なので、緑葉樹の枝上では美しい体色が保護色になります。



 性格はそれほど荒くはなさそうですが、新しいケージに入れたばかりの頃は落ち着きなく動き回り、飼育者にも攻撃してきます。飼育環境に慣れてからでも、居場所をよく移動しています。



 飼育環境に馴化しないうちは、危険ですが夜間にマウスを与えると食べる場合が多いですね。毒ヘビは無毒のヘビのように獲物を絞め殺したりする動作はしません。



 尾の先端は赤茶色になりますが、多くのクサリヘビがこのように尾だけ色がちがっています。理由は不明ですが、これを震わせて餌を誘うという説もあります。
 尾端だけ色がちがうのは、ボアの仲間やナミヘビの一部でも見られます。小型のナミヘビでは、尾端を小刻みに振動させ、敵を威嚇する行動が見られます。

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