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ヒメギフチョウ8

2017/05/08


 昨年、ギフチョウと同時に卵から育て、蛹化に至ったものを小さなタッパーに収容して越冬させていたのですが、今から1ヶ月前の4月初めに様子を見てみると、まだ冬のように寒いのにも関わらず、すでに一部が羽化していました。小さなタッパーでは完全に翅を伸ばすことができなかったようです。

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 タッパーの中で羽化を迎えてしまった成虫たち。左のものはすでに死去していました。

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 羽化してティッシュに取りついて翅を伸ばそうとしたようですが、綺麗に伸ばすための充分なスペースがありませんでした。

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 羽化の状態が最もましだったものがこの個体。右の前翅はほぼ綺麗に伸びました。

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 翅のズームアップ。美しいチョウですね。

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 腹面図です。翅の裏側はこんな感じ。表側と模様はほぼ同じですが、黒い帯がじゃっかん淡い色合いになります。翅の外側の帯は中ほどが色が薄くなり2重線のように見えます。

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 蛹の脱け殻。

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 羽化を迎えなかった蛹。広いプラケースに移して羽化の準備を整えておいたのですが、1ヶ月経った今も羽化には至っていません。

 昨年の5月初めに孵化し、同月下旬には蛹化を迎えました。卵から孵った幼虫の活動期間は1ヶ月足らずで、蛹のまま夏秋冬と眠り続け、3月末に羽化を迎えたようです。成虫は羽化すると間もなく繁殖に加わり卵を残して死んでゆきます。成虫と幼虫の期間を合わせても2ヶ月足らずで、あとは延々と10ヶ月ばかり蛹のまま眠り続けます。卵の期間は半月ていどと思われます。
 ギフチョウやヒメギフチョウは、ひじょうにはかない存在ですね、6月に孵化して10月には卵を残して死んで行くスズムシよりもさらに活動期間が短いです。

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