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ニジイロクワガタ

2017/06/17


 ニューギニア南部からオーストラリア北部に生息するキンイロクワガタ亜科の仲間です。キンイロクワガタの仲間はオセアニア限定のクワガタムシで、パプキンことパプアキンイロクワガタが本種と合わせて有名ですね。有名すぎてマニアならずともご存知の方がほとんどだと思いますが、最近は本種も長年のブリーディン歴の間にブランド化が進み、青系や赤系、大型系といった品種が市販されるようになったようです。
 筆者が初めて本種を知り、クワガタの権威の方を通じて実物を入手した2002年頃には、わずかな野生採集個体が出回るていどで、なかなか高価な虫でした。現在は、野生個体の採集が規制されているので、養殖ものしか入手できませんが、その分安価になり飼育も容易になりました。

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 メスです。通販先の説明では全長39mm、なかなか大きな個体です。そして目に注目、ホアイトアイですよ。こんな珍しい品種が選別固定され、今では安価で出回っています。

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 頭部のズームアップ。白いですね、目が。

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 メスでも立派な角があります。いや、大腮かな。

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 腹面図。虹色の名のごとく背面はもとより腹面もキラキラです。アメ色の光沢がカナブンの腹面に似ていると思いました。

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 オスの腹面図。キンイロクワガタの大腮はずいぶん変わった形状をしています。そもそも頭部から変わっています。オスのクワガタは、どの種も頭部が大きく、多くの種では頭部の幅が前胸と同程度になりますが、キンイロクワガタの仲間はオスでも小さな頭をしています。したがって、オスの小さな個体ではメスとの判別が困難になるとも言われています。

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 立派なオスですが、これで全長55mm(業者表記)とのことですが、大型個体では70mm近くにもなるそうですよ。

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 キンイロクワガタのオスの大腮は上方へ反り上がっていますから、戦闘方法は相手の下に大腮を突っ込んで跳ね上げるカブトムシ方式だと聞いたことがありますが、この技に関してはカブトムシほど上手ではなさそうに見えますよ。そもそも本種はカブトムシほどには好戦的でない気がします。

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 そしてオスもホワイトアイです。ホワイトアイのペアから得られる子供はもちろん白い目をしています。

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 かつては飼育が難しいクワガタと言われ、筆者もあまり長生きさせられなかったと記憶していますが、現在は飼育繁殖とも容易で、成虫は飼育下では1〜2年ていども生きると言われています。これは養殖が盛んになったおかげでしょう。
 繁殖に挑戦するかどうか、決めかねているところです。また世話がたいへんになるし。余裕があれば頑張ってみましょうか。それまでは雌雄分けて単独飼育とします。筆者ごときがブリードせずとも、多くのマニアによって研究し尽くされていますし。

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