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オオカナダモ

2017/06/22


 アナカリスの名称でアクアリウム用水草として市販されることもありますが、池や小川にもよく繁殖していて、目にすることが多い沈水植物です。南米の温暖な地域より輸入されたものが帰化し本州、四国、九州に広く分布するに至りましたが、関東およびそれより北には分布していないようです。ただ、東北地方でわずかな自生が確認されているとも聞きます。

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 よく見かけるでしょ? 南米原産なのになぜカナダモなのか不思議です。オオカナダモがあればコカナダモもありますが、コカナダモは本種より葉が細くて小ぶりです。日本原産のクロモもひじょうによく似ていますが、クロモは色合いがちょっぴり暗く、オオカナダモよりもやや小ぶりです。
 クロモは、オオカナダモの繁殖地では、オオカナダモに圧されて数が減少しているようです。その代わりにアフリカに輸出され、勢力拡大しているようです。

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 水揚げしたところ。むかしから馴染み深い水草ですよね。水槽内ではしばしば増えすぎて困るくらいに成長します。

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 シマゲンゴロウやウマビル、巻貝を飼育している水槽にマツモと共に入れておいたオオカナダモが花を付けました。本種は雌雄異株ですが、日本にはオス株のみが繁殖しているそうです。

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 花弁が3枚の白い花は本種の特徴です。アクアリウムでは意外に見ることが少ないように思うのですが。筆者としては、以前に見たのがいつだったか思い出せないほどむかしに見たような記憶があります。

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 水槽内でのマツモとの共存では、マツモの方が優勢でした。ただ、水槽の環境によっても変わりますから、この結果でマツモの方が強いと断じることはできません。
 マツモは少量だとたいへん美しいのですが、増えすぎると見栄えがひじょうによろしくないうえに、細かい葉の屑がたくさんでるので難義です。その点は、本種の方がいくらかましですかね。いずれにしろ時々剪定してやらないと、水槽内は暗色のカオスと化します。

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