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ナガチャコガネ

2017/06/24


 アメ色の体をした美しいコガネムシです。長い6肢を持ち、チョコチョコと動き回ります。むかしオオチャイロコガネという名称を見聞きしたことがあるのですが、最近はその名はなくなったようですね。道端で見つけた時、てっきりオオチャイロコガネだと思ったのですが、その名でネットでヒットしませんで、ナガチャコガネという名称が見つかりました。オオチャイロコガネといっても体長が大きくても15mmていどなのですが、類似したチャイロコガネに比べるとはるかに大きいです。

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 よくいるようで、なかなか見かけない虫です。今回は家から駅まで歩く道端で見つけました。ひじょうに久しぶりにお目にかかります。去年も1頭見かけたのですが、確保して確認する前に飛んで逃げられました。場所はここよりも100mほど離れたところでした。

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 顔つきや体つきは、チャイロコガネというよりクロコガネ系ですね。肢の長いところもしかり。オオチャイロコガネの名が消えたのはそのためでしょうか。

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 腹面図。腹部が黄色いほか、腹面もつやつやのアメ色です。

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 この虫はもちろん、成虫は葉食いで幼虫は根食いです。広食性が強いらしくいろんな植物の葉を食べるようです。

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 しばらく飼育してみますか。生息地の葉を持ち帰っても良いのですが、昆虫ゼリーも有効です。持ち帰ってしなびた葉よりも水分補給もできてよいでしょう。葉食いが樹液食いの餌を食べるのかよって話しですが、葉食いでも葉がないところで水分を見つけると舐めます。それに栄養分があれば生きながらえることができるようです。

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 しばらくするとマットの中に潜ってゆきました。同じ葉食いでもハムシの仲間は土に潜ることは少ないですが、地中に産卵するコガネムシの場合は、土にもよくもぐります。

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 数日後、同じ場所でさらに2頭を発見しました。どうやらこの辺りは本種の生息地になっているようです。探さなくても2頭も出てきましたから、よく探せばもっとたくさん見つけられるでしょう。

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 撮影の間すこしだけじっとしておいてくれ、なんて願いは彼らには通じませんよね。

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 持ち帰ってテーブルの上に転がしたところ、死んだふりをしました。

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 本種を長期飼育したり繁殖させたりすることは、意外と難しい気がします。その根拠はとくにないのですが。コフキコガネ系はスジコガネ類のようにはゆかないです、たぶん。
 場所によっては大群を成すこともあるようですが、筆者が見つけた場所でも増えたらいいな、なんて植え込みを管理している人ににらまれそうなことを思ってしまいました。

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