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ゴホントゲザトウムシ

2017/06/24


 ザトウムシの仲間は、異様に長い肢と小さな体が特徴的な蜘形綱(クモ綱とも)の仲間ですが、クモ目とは別にザトウムシ目に分類されています。クモ目のユウレイグモはザトウムシによく似ていますが、頭胸部と腹部が分離的な形態が異なります。ザトウムシの体は頭部から尾端まで一体化している感じです。

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 本種はザトウムシの仲間としては大型で、体長が1cmていどあります。動きはそれほど軽敏ではなく、小型のザトウムシのように肢がすぐに抜けてしまうことも少ないようです。なんだか頼りない動きをしていますが、これでも一応捕食動物です。

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 体に赤い5本の棘があるのが本種の名の由来だと思いますが、頭胸部のものを入れて6本確認できます。ほかにもゴホンヤリザトウムシ、ゴホンヅノザトウムシという呼称も聞きます。

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 小型のザトウムシのように転がるように素早く逃げて行ってしまわないので、扱いが容易でいいですね。

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 前方からズームアップしてみると、先ほど頭胸部の棘と思われたものが、飛び出した目であることが判ります。なかなかユーモラスな顔立ちですよ。

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 頭胸部の周囲は肢の基節がずらりと並び、やたら目立っています。長すぎる肢はかえって歩きにくそうなのですが、大型種では肢をもっと短く機能的に進化させるということは考えなかったんですかねぇ。

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 横から見るとこんな感じ。小型種ほどには体に対して肢が長い感じは伺えないですね。

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 後ろから見たところ。ザトウムシと言うと、長い肢で体を中に浮かせているイメージがありますが、本種はけっこう体を地につけています。ちょっと身重な感じです。

 飼育下では、小さな虫をつぶして与えたり、昆虫ゼリーを与えたりします。昆虫ゼリーは水分補給もできて良いです。乾燥には強そうにないので、加水したミズゴケを入れておこうと思います。

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