1_萌萌虫雑記帳.png

ヨツボシホソバ2

2017/06/29


 またまた個性的な蛾を見つけてしまいました。パッと見はヨコバイのキングサイズに見えました。この辺りにはツマグロオオヨコバイがたくさん棲んでいますし。なぜだかバナナローチ(当ブログに記載あり)も思い浮かびました。でも、もう少し注意深く見ると蛾だと判ります。

1

 前翅を交差させて閉じるため、体がスリムに見えますが、こういうタイプの蛾はほかにのいくつか見られます。翅が灰色ですが、肉眼ではやや緑色がかって見えました。背景の緑色は筆者愛用の大人の虫かご(ピルケースを改造したもの)です。

2

 胸部の黄色と翅の灰色のコントラストが特徴的ですが、翅の付け根の部分に胸部を縁どるように黒いラインが入ります。このラインがもっと後方まで伸長するマエグロホソバという近縁種もいます。

3

 目立つ紋も見当たらないのに、なぜヨツボシなのかという疑問がわいてくると思いますが、ヨツボシはメスの特徴で、これはオスですね。3年前に同じ場所(駅前の歩道橋)でメスを見つけ、前項に記載しました。この辺りは本種の生息地になっているようです。

4

 じつは6月上旬から同じ場所で数頭見かけています。不思議なことに今年はオスしか見当たりません。3年前はメスのみを見つけたのですが。
 本種以外にもキシタホソバ、キマエホソバといった白っぽいエッジのある近縁種も見かけたのですが、撮り逃がしてしまいました。撮り逃がしたゆえ、種の同定に至っていません。

5

 側面図。触角をせわしなく震わせています。巻いている口器も写ってます、ぶれてますけど。後肢腿部が青く光っていてきれいです。

6

 正面図。ピントが合わない、残念。

7

 無理やり腹面図。背面からは胸部のみが黄色ですが、腹面は全体が黄色です。
 こうして見ると、シンプルながらなかなかカラフルな蛾です。それにしても雌雄で模様や色合いに大きな差があるのも不思議な話しですね。生態を観察しなければ別種としか思えません。全身黄色で黒い紋のあるメスとグレーで無紋の羽を持つオスを同種であることを認めた研究家の努力に頭が下がります。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM