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ブラックキラーヒヨケムシ

2017/07/01


 でたぁ、世界3大奇虫ヒヨケムシ第2弾です。日本ではまだまだ入手が難しい虫ですが、輸入がひじょうに少ないのに加えて、飼育繁殖のノウハウがほとんど蓄積されていません。時々輸入されると、同時期に複数の通販サイトやネットオークションで出回ることがあります。
 2015年に飼育したイエロージャイアントは、2ヶ月ほどで死んでしまいましたが、今回はどれだけ飼うことができるでしょうか。

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 ひじょうに大きな鋏角を有する面構えは、いかにも獰猛そうですが、実際にはそれほどでもありません。ヒヨケムシの仲間は、出回る情報が大げさで怪物扱いされすぎです。その方が人々の興味を引けるからなのでしょうけど。
 通販で入手したのですが、思っていたより大きくてビックリしました。体長7cmほどあります。

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 獰猛な捕食者を思わせる頭部に反して、腹部はひじょうに柔らかくてプニプニしていて、あまりにも無防備です。そっと触ってみるとイモムシよりも柔らかいほどです。

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 ブラックキラーという名も、本種がひじょうに危険な生き物であるかのような響きがありますが、実物はなかなか可愛らしいです。

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 肢はこん棒のような形で、触角の用には短すぎますし、獲物を捕獲するのにも役不足に見えます。それを補うように鋏角がひじょうに立派です。

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 写真では判りにくいですが、ヒヨケムシの鋏角は前を向き上下に開閉し、攻撃力がありそうです。

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 腹面全体を地につけ、大きな腹部を引きずって歩くので、歩行はかなり緩慢です。ウワサに聞くような獲物に飛びかかるとか、壁を伝い歩くとかそういうことはできなさそうです。

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 レッドローチの頭をつぶして与えてみましたが、新しい飼育環境に慣れないせいもあるのか、食べようとしませんでした。

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 飼育環境は、フラットケースに充分に加水した昆虫マットを厚く敷き、水入れとシェルターを用意してやりました。マットの水分を多めにしたのは、穿孔して巣作りがしやすいようにです。バスキングライトは使用しません。シェルターはコルクバーグです。

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 ケージを仕立ててやってから数時間して見に行くと、コルクバーグの下に潜り込んでいました。この環境を気に入ってくれると良いのですが。神経質な生き物であるうえ、WCなので、飼育下で長生きするか否かは、個体のコンディションにかかってくると思います。
 飼いやすいCBが流通するようになれば人気が出るでしょうね。

 ヒヨケムシの仲間は、中近東やアフリカ、アメリカなどの乾燥地帯に分布しており、動きが速く大変獰猛であると言われています。大型のタランチュラを襲ったり、小鳥やネズミを襲うこともあるとも。無毒ですが咬まれると痛みや炎症、めまい、吐き気等を発症するとか。
 筆者の数少ない飼育経験(これで2種2頭目)では、そのような恐ろしいイメージはありません。気が荒そうにも見えず、とっても可愛いです。長期飼育に成功し、飼育環境に慣れてくると本性を表すのでしょうか。それはそれでひじょうに興味があります。

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