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マシジミ2

2017/07/04


 二枚貝の仲間は、貝と名がつくものの巻貝とは系統の異なる動物です。生態も食性もちがいます。二枚貝は水槽内ではあまり馴染みのない生き物で、筆者もタナゴの繁殖の時くらいしか二枚貝を水槽で飼ったことはないのですが、シジミは小さすぎてタナゴの産卵床にもなりません。

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 去年の9月から飼い始めましたが、筆者の部屋に置いている30cm水槽では冬までに全滅しました。野外の水生甲虫やヒルたち、巻貝たちを飼っている30cm水槽でも、殻の開いた死骸が徐々に目立つようになり、年内には死滅したと思っていました。

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 ところが、5月に半年以上ぶりに水替えと清掃を行なった時に、殻を閉じたシジミがかなりの数見つかったのです。靭帯が弱ければ閉じていても死んでいるのですが、持った感じ中が詰まっている気がしますし、こじ開けることもできません。

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 だめもとで、閉じた貝たちを水槽に戻しておいたところ、そのほとんどが動きはじめました。二枚貝がこれだけ長期間水槽内で生きていたのは初めてです。

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 写真がよくなくて判りにくいですが、出入水管が判りますか?

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 シジミは他の二枚貝とちがって、なかなか足を見せません。殻をサカマキガイの稚貝が這ってます。

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 薄く殻を開いてます。きめの粗い底砂を用いると、シジミが潜りにくいので、観察しやすくてよいです。シジミ自身は不満でしょうが。左の軟体動物はヒメタニシ。

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 底砂に潜ろうとする瞬間はなかなか撮れません。

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 5月の換水からすいぶん経過しましたが、シジミたちは元気にしています。水槽内は意外と彼らの栄養になるものが豊富なのでしょうか。

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 これまで、タナゴの産卵床用に、カワシンジュガイやイシガイ、マツカサガイなどの二枚貝類を飼育しましたが、せいぜい3ヶ月、長くても4ヶ月ていどで死んでしまいました。彼らと比較すると、10ヶ月近く生きながらえているシジミたちの生存期間は驚異的です。
 ただ、食用に市販されている汽水域のシジミは飼育には適さないでしょうね。真水では長生きできないでしょう。

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