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ゴキブリ10連発(2)
デュビア

2014/01/04


 アルゼンチン原産の森林性のゴキブリです。森林ゴキブリはいいですよ。ベタつかずサラッとしていて。現地では朽木や枯れ葉を食べていると思われますが、飼育下ではなんでも食べます。生野菜はそんなには食べなかった気も。水気の多いものよりカボチャなんかが良いかもです。



 爬虫類などの生き虫食いの飼料として市販されることも多いのですが、外殻ばかりで身があまり詰まってない感じなので、餌としてそれほど優れているとは思えません。動きも鈍いのでトカゲのケージに放り込んでやってもけっこう無視されています。



 成虫は体長30〜40mmていどになり、翅のあるのはオスだけです。卵胎生で幼虫を直接仔産しますが、メスはしばしば尾端に卵嚢をぶら下げていたりします。


 ↑ 脱皮直後の幼虫。白くてまん丸だ。

 幼虫のうちはとくに外皮が張り出していて、大きさのわりに中身が少ないです。餌として与えるなら、成虫になってからの方が食べ応えがあるでしょう。小さなトカゲ等には幼虫を与えたいところですが、幼虫は動きがにぶくトカゲたちの嗜好性がよくありません。


 ↑ 幼虫の腹面。左は脱皮直後、右が充分に成長した状態。

 たいへんよく増えるので、爬虫類に与えることもありましたが、食べられずにケージの中でボーッとしている姿をよく見かけました。餌虫としてストックするよりも、飼育動物として飼って鑑賞する方が良いと思います。


 ↑ 羽化直後のオス。

 ↑ オスにだけ翅がある。あまり飛ばない。

 ↑ メスの翅は痕跡程度で、飛翔能力はない。

 とにかくよく増えます。最も増殖するゴキブリ大賞を与えたいです。メスは卵嚢(卵鞘)を尾端にくっつけていることがありますが、これを一旦胎内に戻し孵化させます。胎生で幼虫を仔産したあと、卵嚢は体外に排出するようです。ケージの中で拾った卵嚢を管理しておいてもそこから幼虫が孵化することは1度もありませんでした。


 ↑ 卵嚢を引きずっているメスと、メスから離れた卵嚢。

 大増殖してケージ内が異常過密状態になっても、彼らの暮らしには悪影響はないようです。共食いによる死骸がどんどん増えるようなこともありませんし、悪臭も発生しません。これで栄養価抜群で嗜好性も高い生き虫だったらほんとに素晴らしいです。



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