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クマゼミ2

2017/08/31


 8月も終わりともなると、そろそろセミの季節も終盤です。これまで目立たなかったツクツクボウシの声がそこらじゅうに響き渡り、クマゼミやアブラゼミは衰弱した状態で公園や路肩に転がっています。暑苦しい大きな啼き声で、夏の暑さをさらに強調することに、よく貢献してくれました。お疲れさまです。

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 クマゼミやアブラゼミを見なれている我々にとっては、そのサイズに驚かされることはありませんが、考えてみれば半翅目(現在はカメムシ目というのかな)の仲間でこれほど大きいのは例外的で、あとはミンミンゼミが同等の大きさを誇るものの、我々が小さいと感じているニイニイゼミやツクツクボウシでも、半翅目としてはかなり大きい方です。水棲昆虫のタガメはデカいですけど。

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 産卵を終えて衰弱しているメスです。手に乗せても跳んで逃げる力も残っていません。オスも捕まえたのですが、啼く元気もないと安心していたのに飛び立ってしまい、雌雄で撮影する機を逃してしまいました。

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 メスの腹面図。オスでは大きな発音板が目立ちますが、その代わりにメスでは産卵管がよく判ります。

4

 頭部のズームアップ。頭頂の3つの単眼が判りますか? あと3つの黄紋がおしゃれですね。

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 次の日、たまたまオスの死骸を見つけたので、副面図の比較を乗せておきます。クマゼミのオスの発音板は、ことさらに大きいですね。大きな声が出るわけです。
 黄色い発音板に気泡のようなものが見えるのは、雨が発音板の裏側に侵入したせいでしょう。

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