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ゴキブリ10連発(4)
マダガスカルヒッシングローチ

2014/01/04


 神秘の大陸マダガスカルには、カメレオンをはじめユニークな珍獣珍虫がたくさんいますが、本種もその珍虫のひとつですね。とりあえずでかです。全長では別項に記述したジャイアントウッドローチに負けるものの、どっしりした体は厚みと重量があり、迫力があります。
 捕まえるとキーキー音を、これがヒッシングローチの名の由来です。成虫は雌雄とも翅がなく、のんびりとした動作で歩き回ります。6肢はしっかりしておりカブトムシのように強靱で、木登りに適しています。飼育環境でも小枝を入れておくとそれによじ登っています。



 しかしこのユニークなゴキブリも、飼育繁殖が容易で、餌用生き虫として安価に大量流通しているので、珍虫でもなんでもなくなってしまっています。オスには前胸背板に角っぽい隆起が見られ、なかなかカッコイイんですけど、



 フルーツゴキブリの名称で餌用生き虫として市販されているものは、たぶん本種のことです。強靱な肢を使って樹上に登り、果実をモッサカ食べている図が目に浮かびます。



 胎生で、飼育下でもよく増えます。メスが仔産した幼虫はすでに1cmていどあって小型種の成虫くらいあります。野菜や人工フードなどなんでもよく食べます。昆虫ゼリーなんかは嗜好性もよく水分も摂れていいですね。



 生後間もない幼虫は、濃いグレーをしていますが、加令と共に黒光りして来て、成虫では腹部背面が明るい茶色あるいはオレンジに近い色になり、なかなか綺麗です。成虫になっても黒いままの個体、あるいは各節の後辺が茶色になってバンド模様を呈する個体なんかがいます。



 最近では、バンド模様ばかりや黒色ばかり、あるいは赤みの強いものを選択的に掛け合わせてブランド化する試みもあると聞きます。まぁ、頑張れ。下の写真の左側は脱皮直後の幼虫です。残念ながら白色変異ではありません。


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