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アルビフロラ

2017/09/30


 今からちょうど4年前の秋、筆者の勤務する駅を訪れる旅客の方からいただいた球根を庭に植えたのですが、それがようやく花を咲かせました。ショウキランの球根としていただいたのですが、アルビフロラが混ざっている可能性もあるとのことでした。結果はいただいた3個の球根すべてアルビフロラだったようです。

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 アルビフロラの花は、見た目がまんま白いヒガンバナです。むかし自生している白いヒガンバナを見つけてヒガンバナのアルビノだと驚嘆したことがありましたが、あれは本種が逸出したものかもしれませんね。

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 4つのツボミのうち1つが開花したもの。花は一斉に咲くわけではないようです。

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 すでに満開のものと比べるとやや黄色っぽく見えます。

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 1本の花茎から4つの花が四方を向いて先、その花序が1つの大きな花のように見えます。ほのかにピンクがのっていて上品な美しさです。

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 花弁の中央にそってピンク色になっていますね。1つの球根から各1本の花茎が、50cmていどに伸び、そのてっぺんに花をつけています。

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 ツボミです。この花は最初のものよりも3日ほど遅れて開花しました。

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 送れた咲いたこの花は5つあります。咲きはじめは黄色っぽかったのですが、満開になるとピンクでした。

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 雄しべがたいへん長くよく目立ち、花を大きく複雑な形状に見せています。

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 長い雄しべの真ん中に花粉を着けないさらに長い柄が1本ありますが、これが雌しべですね、たぶん。

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 4年前に植えた球根は毎年冬の間だけ葉を伸ばし、4年の歳月をかけて栄養を蓄えました。そして今年ようやく花を着けました。気の長い話しですね。
 花は1週間ほどで終わってしまいましたが、今年はこれでおしまいですかね。今後は毎年花を見せてくれるでしょうか。花数がもっと増えてボリュームのある花序を見せてくれるのでしょうか。球根が増えて花茎の数も増えるかもしれません。

 去年までの記録は、ショウキランの項で記述しています。もともとショウキランの球根としていただいたものでしたから。

 ヒガンバナは、日本ではお彼岸に咲く黄泉の国を彩る花とされ、庭に植えることはあまりないようです。筆者としても田んぼの畝や墓地に咲いているイメージが強いです。ですからショウキランとヒガンバナを掛け合わせて作出されたアルビフロラも園芸植物として親しまれることは多くないようです。でもヨーロッパではかなり人気が高いとも聞きます。思わず目を奪われるほど美しい花ですからね。
 筆者の家からすぐ近くの田んぼでも、今はヒガンバナが真っ盛りで、燃えるような赤い花がひじょうに遠くからでもよく見えます。ヒガンバナは人里で見られる美しい花なのに、彼岸の花として敬遠されるのは惜しい話しですね。

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