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ニジイロクワガタ4

2017/10/21


 ニジイロクワガタの今回の繁殖は失敗でした。産卵セットを仕立ててすぐに、メスは朽木をせっせとかじりはじめ筆者を驚かせたのですが、それは産卵行動というわけではなかったようです。
 雌雄を同居させてからずいぶん経過していますから、今頃はかなり成長した幼虫がわらわら出てくることを予想していたのですが。

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 マットに埋め込んだ朽木を掘り出したところ。朽木の白っぽくなったところは、メスが噛み砕いたあとです。

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 朽木を割ってみますと、中をメスがせっせと掘り進んだ跡が見られます。ニジイロクワガタはマットへの産卵が多く、朽木がなくても産卵すると聞いたことがあるのですが、このメスはじつに精力的に朽木を掘りました。産みませんでしたけど。

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 メスが重労働に精を出している間、オスはのんびりと地表にいます。オスが地中に潜るのは見たためしがありません。

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 繁殖を狙って雌雄を同居させたのですが、メスは早々に朽木の中に潜り込んでしまい、オスはずっと地表にいて、同じケージにいながら別居状態で、交尾の機会はなかったみたいです。多くのクワガタが産卵セットを仕立てて雌雄を同居させておけばペアリングが実現するのですが。最初はマットなしのケージにしばらく雌雄を同居させる必要があったのでしょうか。
 クワガタの仲間でも、気の荒い種は雌雄を一緒にしておくとオスがメスを殺してしまったり、メスがオスの符節を全部切り落としてしまったりという理不尽な暴力が生じることがあります。本種に関してはそういうことはなさそうですが、気の荒い種と同じように、ペアリングと産卵は別々に考えた方がよかったのかもしれませんね。
 それにしても、交尾もしないメスが、こうしてせっせと朽木を切り刻むのは、あまりにも虚しいですね。悲しい性(さが)というやつですか?

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