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過剰梱包の恐怖

2018/02/06


 今の世の中、通販によって珍しい生き物や外国産の虫などをお手軽に入手できるので、筆者のような素人でも珍虫奇虫を手に入れることが可能なわけですが、虫が送られてくる際の過剰梱包にはひじょうに憂鬱になります。
 下の写真は、指先にのるほどの虫が2頭送られてきた時の梱包の様子です。虫自体は5cm径ほどのプリンカップに入っていたのですが、とどいた荷物は一抱えもある大きな段ボールです。

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 そして段ボールを開けると、ぐしゃぐしゃにした新聞紙が詰め込まれ、それを取り除くとまた箱が出現します。箱はさらに中に段ボールと新聞紙が押しこめられ、果たしてこの中に虫が入っているのかと心配になってきます。
 最後の最後に山のような新聞紙の中から、緩衝材(プチプチ)に包まれたプリンカップ2個を発掘することができました。まるで大海から小さな魚を探し当てるような作業です。

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 梱包を解くだけでも、そこそこ広い場所が必要です。これだけの量に新聞がどうやって入っていたのかとあきれるほどの散らかりようです。ぐしゃぐしゃの新聞のしわを伸ばし、せっせとたたんで小さくするのが梱包を解く以上に大変な作業になります。
 可能な限り小さくまとめた新聞紙と段ボールを紐で縛って、資源ごみとして後日出します。

 夏場であれば凍らせた水の入ったペットボトル、冬であれば使い捨てカイロが同梱されてあり、それらの廃棄も作業に加わります。
 いったいいつになれば入手した虫の観察ができるのだろう。延々と続く作業にうんざりしてしまいます。
 新聞紙の断熱効果はなかなか優れていて、業者はふんだんにこれを使用します。梱包と出荷の作業も大変でしょう。そして肥大化した荷物は送料を引き上げます。
 これって何とかならないものでしょうか。通販で生き物を入手するのは良いのですが、過剰梱包との格闘を考えると、ほんと憂鬱です。
 業者によってはコンパクトな発泡スチロールを使用してくれるところもあり、これだとゴミの量と解体作業は格段に減少します。

 爬虫類の餌として購入する生きたコオロギはさらに大変です。段ボールを開けると丸めた新聞紙がぎっしり詰まっていて、その中にコオロギたちがまぎれています。これを逃がさずにケージに移すのは至難の業です。ヨーロッパイエコオロギなんかを逃がすと、家の天井裏や縁の下に住みつき、リリ、リリ、と目覚まし時計そっくりな啼き声を延々とかなで、しかも繁殖します。恐ろしいですね。これにはほとほと困り果てましたから、コオロギは買わないようにしています。
 ところがある時、某両生類を通販で買ったなら、餌をサービスしますということで、イエコがワラワラと出てきました。恐ろしいことです。

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