テキサスジャイアントビネガロン2
2018/02/24
飼育を開始して5ヶ月が経過しました。最初の4ヶ月はココナツ製のシェルターを隠れ家にしていたのですが、1ヶ月前くらいから自力で巣穴を掘るようになりました。以前飼っていたタイワンサソリモドキは巣穴を作ることはありませんでしたから、本種もそうだと思っていたのですが、ちがっていました。
巣穴は一見するとデザートヘアリーやデューンスコーピオンといったサソリたちと同じような感じです。
巣穴めがけて水をかけてやると、サソリと同じように穴から出てきました。
その後、巣穴はどんどん増え、マットのいたるところに穴が開きました。
浅く掘られたこの穴は、ココナツシェルターの内部につながっています。
同じ方向を向いた別々の穴。サソリのそれのように出入り口があるのか、袋小路になっているのかは不明です。
昆虫マットは加水と乾燥を繰り返すうちに固まって、巣穴を維持するのに丁度よいようです。
ケージの壁麺に沿って掘られたものの放棄された穴。サソリとちがってケージの壁面に沿って巣穴を作ることは少ないようです。これはこの個体だけのクセかもしれませんが。
一見すると不器用そうに見えるのですが、なかなかのトンネル堀り名人ですよ。
触肢として機能していると思われる長い第2肢も、トンネル生活の邪魔にはならないようですね。同様に尾端の長い長い管も邪魔ではないようです。飼育環境に慣れてしまったサソリモドキは、尾端の管から酸を噴射して攻撃してくることもありません。