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アリ基地

2018/03/17


 これまで数々のアリの飼育セットを使用してまいりましたが、これはガラス試験管を用いたセットです。

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 これまでで使ってきたものの多くは石膏で巣穴を再現したものでしたが、これはストレートな試験管を組み合わせた構造になっています。

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 セットを上から見ると、アクリル製の大型のケージの側面に試験管が取り付けられた構造になっています。

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 側面図。大型のケージは上フタ式で、ここに餌を入れます。試験管の部分がアリたちの巣穴になるわけですが、そこへ侵入する入口は1ヶ所です。

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 試験管の底部には砂を詰めた給水タンクがあり、スポイトでここに水を注ぐと、水分はゆっくりと巣穴の方へしみだしてゆきます。

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 給水タンクの仕切りが水を吸い込んで赤くなりました。アリたちは巣穴からこれを舐めて水分補給します。

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 緑色矢印の方向に餌場となるケージへ抜ける穴があり、アリがいるすぐ左の丸い穴が、最下段の試験管に通じています。階段を上って黄色矢印の方に進むと、上段の試験管に移動できます。

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 水色矢印のところにある赤い板は、上段の試験管への進入を防ぐセパレーターです。コロニーが少数のうちは最下段の試験管1本を使い、アリの数が増えてくると上段2本の試験管を順次開放して行く仕組みになっています。

 1本の試験管は4つの室に仕切られており、一番奥の室は砂を詰め込んだ給水タンクです。残り3つの室が巣穴になるわけですが、各仕切りには穴が開いていて、アリたちは自在に室を行き来できます。
 給水タンクから染み出す水分はひじょうにゆっくりで、タンクの隣の室以外にはほとんど水分が行き渡りません。飼育者は1ヶ月くらいは水の補給をしなくてよいようですが、アリたちはいちばん奥の室に行かなければ喉をうるおすことができません。

 この機能的な飼育セットは、デザインや使い勝手の面で、ひじょうに優れていると思います。観察もしやすいし、メンテナンスも容易です。
 問題は、アリたちどれだけ長くコロニーを維持してくれるかですね。

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