1_萌萌虫雑記帳.png

エピオルニス

2018/04/23


 上野動物園のハス池の近くにひときわ目立つ巨鳥の像が本種の等身大模型です。現生のダチョウよりさらに1mほど体高があり3〜3.4mにもなったそうです。鳥類としては最大級のサイズで、体重ではこれにかなう鳥類はなかったとも言われています。新生代前期に繁栄した大型地上性鳥類の仲間で、マダガスカル島で更新世以降も生きながらえ、17世紀頃まで生存していたらしいです。

1

 かつて無人島だったマダガスカルに人間が住むようになるのと入れ替わりに、本種は絶滅を迎えました。人が入り込まなければこの鳥は現在も生きながらえていたかもしれない、そんな想像もできるわけですが、巨大古鳥類はすでに絶滅に瀕した古いタイプであったので、滅びたのは一概に人間のせいとも限らない、筆者はそのように思います。ただ、孤島マダガスカルには、古いタイプの生息に適した自然条件が色濃く残っていたのでしょうね。

2

 恐竜に対して恐鳥という言葉があるように、新生代の鳥類最盛期には、獰猛な巨大鳥類がそれこそ肉食恐竜のような暮らしをしていたそうですが、本種は頭部が小さく口器もこじんまりとしている草食動物です。

3

 卵の大きさはダチョウの7つ分、ニワトリの180個分だそうです。これほど大きな卵は、おそらく恐竜でもなかなか存在しなかったと思われます。地上卵の限界的サイズです。
 新生代第3紀の鳥類は、現生のそれとずいぶん趣がちがいますが、それが17世紀まで生きながらえていたというのもすごい話しですね。マダガスカル島をくまなく探せば、まだ生き残りがいたりして。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM