タゴガエル3
2018/07/01
先日までオタマだったタゴガエルたちが、あっという間にカエルになりました。早っ。本種の幼生が体内の栄養のみで生育し変態に至るというのは本当のようです。
小さな小さなカエルが、水から上がって水槽の壁面に貼りついています。
変態は一斉に始まりました。同じ卵塊から生まれたのであれば当然ですね。
写真で拡大すると一人前のカエルですが、とにかく小さいです。足の指なんて透き通っています。
カエルたちは、小さなプラケースに水を張り、ウールマット(熱帯魚のフィルター用の綿)で島を作ったシンプルなケージで管理します。
まだ何も食べていないので体は痩せており、後足がひじょうに大きく見えます。なかなかジャンプ力があります。
こんなに小さなカエルに与えることができる餌(虫)はなかなかいません。
この小ささは世界最小クラスでしょう。
まだ尻尾が残っている個体もいます。
市販の跳べないショウジョウバエを入れてやりました。餌食いは良好とは言えませんが、1度捕食を確認したので、この状態で飼えそうですね。
早く大きくなってレッドローチくらい食べれるようになってもらいたいものです。
ちなみに同居中だったシュレーゲルアオガエルのオタマたちは、いまだに幼生のままです。