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キマダラカメムシ6

2018/07/09


 6月26日の孵化の観察の続報です。本種のような大型のカメムシの場合、孵化した幼虫もそこそこの大きさがあって観察しやすくていいですね。

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 孵化してから2日すなわち48時間経過後、新たな変化が起こりました。幼虫たちは相変わらずじっとして摂食している様子もないのですが、突然1頭が巨大化しました。脱皮して加令したわけです。

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 すぐ横に抜け殻がありますね。2令になった幼虫は、以前に飼育した幼虫と同様の色彩になりました。まちがいなくキマダラカメムシです。

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 それから順次、他の幼虫たちも加令を開始しました。彼らは孵化してから飲まず食わずのままじっと動かず、体内では新しい体の形成が進んでいるんですね。驚きです。

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 これは脱皮直後の幼虫です。メラニン色素が定着していないのでしょう白っぽい体で、本来黒いところは赤色をしています。このままメラニン色素が欠損したままだとアルビノですね。

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 目も赤く、アルビノとまったく同じです。なんだかアルビノ個体が形成されるメカニズムを見ているようです。もっともアルビノ化は遺伝子由来ですけどね。

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 最初の加令があってから数時間後にはすべての幼虫が脱皮を終え、その日のうちに体色も通常通りになりました。

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 加令を終えた翌日から幼虫たちは動き回るようになりました。で、タッパーのフタの裏に集まり、どこで落ち着きました。卵の着いていた葉はまだ鮮度を保っていますが、吸汁しているところは見ていません。

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 幼虫の大きさはテントウムシほどもあります。孵化して早々にこれだけのサイズになれば、生存するうえでかなり有利になりますね。飼育に際しては、昆虫ゼリー、スポーツドリンク等を与えてみましょう。虫の頭をつぶして与えても吸汁するかもしれません。以前に自然観察で虫の死骸から吸汁している本種を目撃したことがあります。幼虫は栄養を着けるうえでも、肉食を取り入れるのは有効でしょうし。

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 ご近所のサクラの木を歩いている成虫です。今年は本種がたくさん目撃できそうな予感がします。ちなみに本種はうちの周囲にはけっこうたくさん生息しています。

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