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ミスジチョウ

2018/08/30


 黒字に白い紋がバンド状に並ぶ、タテハチョウの仲間としてはシンプルな模様の蝶です。筆者の家から徒歩で数分のところにある公園とその周囲でよく見かけるチョウですが、なにしろじっとしていないので、筆者のような素人にはなかなか撮影の機会が得られません。

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 かなり離れたところにいる個体をスマホの望遠で撮ったものです。かろうじて本種と判る画像が得られました。

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 翅を閉じたところ。止まって休んでいる本種は、ゆっくりと翅の開閉を繰り返すことが多いです。タテハチョウの仲間としてはよく見受けられる動きですね。

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 本種は年1化なので、初夏に羽化した成虫は産卵のあと死に絶え、孵化した幼虫が越冬します。つまり幼虫の期間がひじょうに長いのです。成虫は早ければ5月に出現し8月頃まで見られると言われていますが、筆者の経験では8月下旬の今の時期に見かけることはほとんどありません。これはひじょうに珍しい例です。
 越冬を終えた幼虫が、8月まで羽化に至らないのは考えにくいので、成虫になってからもかなり長命であるということでしょうか。

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 この蝶は飛翔時は頻繁に羽ばたかず、翅を水平に開いたままグライディングしたり羽ばたいたりを繰り返すことが多いです。ずっと羽ばたいているよりも省力的に見えます。そしてこの飛び方をする蝶は他にもけっこういるようです。
 地方によっては本種が減少しているところや、いなくなってしまったところもあるようです。ここのミスジチョウが今後も安定して見られるといいなと思います。

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