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アズマオオズアリ

2018/09/02


 小さなアカアリです。アカアリと言えば本種のことと言えるほど、代表的なアカアリで、身近な場所でも見かけることがあります。最も日常で目にするのはワーカーすなわち働きアリなので、オオズアリの特徴であるデカい頭のアリを目にすることは多くないと思います。

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 アリの生体を扱うネットショップで求めたコロニーです。たくさんのワーカーたちに囲まれて女王がよく目立っていますね。小さなプラケースにティッシュを敷いて、それを部分的に少し湿らせて水分補給できるようにしておけば、それだけで飼育することが可能です。
 餌は、チューブでつないだ別容器に入れて与えます。餌用の容器は大きくて深い方がよいです。それとフタは天井部分に小さ目のものにし、餌や残餌の交換をそこから行ないます。

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 ワーカーの中にひときわ大きな頭を持つものが時々います。その大きな頭は女王のそれをも上回り、これがオオズアリの名の由来だと思われます。
 これを兵隊アリと表記している記述も多いですが、ガードマンとしての任はあまり果たしておらず、力仕事向きのワーカーといった役割があるようです。

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 女王のズームアップ。常にワーカーたちに囲まれています。多数の卵も見受けられます。

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 卵をケージの隅の方にまとめているワーカーたち。小型のアリは驚くほど多産です。

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 1頭の女王からよくこれだけの卵が産み落とされるものです。

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 ケージの全体図。これはショップが用意したプラケースで、下に石膏が敷いていあります。石膏を適度に加湿して水分補給します。右下の連結部を餌場につなぎます。
 このシンプルなケージでも長期間飼うことができると思われます。

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 以前に入手したアリ基地にアリたちを移しました。写真は餌場の様子です。

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 餌。ショップが用意したサプリ(粉餌を水で溶いて与える)と頭をつぶしたレッドローチです。

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 サプリにたかるワーカーたち。小さなアリなので、水が多すぎると溺れたり、肢を採られたりしそうなので、水分過多にならないように注意が必要ですね。

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 卵を抱えてうろうろしています。新たな環境に戸惑っているようです。

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 居住エリアに続く入口を見つけました。

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 一部のアリが居住エリアを見つけると、かなり速やかに残りのアリたちもそこへ移動して行きました。女王もこれに続きます。
 矢印の方向が、元いた餌場エリアで、左に見えている丸い部分が試験管で作った居住エリアです。

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 居住エリアに卵を運び込むワーカーたち。女王の姿も見えます。

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 小さな幼虫を運んでいるワーカーもいました。
 このアリは、ひじょうにスムーズに居住エリアへの移動を完了しました。使用しているアリ基地の詳細は、飼育と観察の章の「アリ基地」の項を参照してください。

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