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オンブバッタ

2018/10/30


 日本のバッタの代表選手ですね。ショウリョウバッタやトノサマバッタが草原の主役であるのに対し、本種は稲科植物よりもクズやイラクサ科のカラムシ、アサ科のカナムグラなどを好むそうです。筆者が子供の頃には草原にもワラワラいたので(たぶん今もいると思う)当然ながらイネ科の雑草食いだと思っていたのですが。
 そういうわけで本種は、草原以外のクズの茂る場所、クズさえない庭や畑、小さな空き地といったところにも生息しています。上述の食草がなければ、野菜や適当な草花も餌にしているようです。

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 筆者の家の庭にも棲んでいますが、数は多くありません。うちで繁殖しているのかどうかも分かりません。もっとたくさん姿を見れば繁殖している可能性が高いのですが。これはうちのツルニチニチソウの葉上のメスです。

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 うちのアヤメの葉上のメス。

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 褐色型のメス。クズの葉上にいます。オンブバッタは比較的低い位置で見つかる気がします。高みにはキリギリスやヤモリといった天敵が多いので、それを警戒しているのでしょうか。低いところでもクモやカマキリなど、彼らの敵はたくさんいます。

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 この小ぶりで小さな個体はオスですね。翅があるのでこれでも成虫です。

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 オンブバッタはその名の通り、大きな個体が小さなものを背負っている姿をよく見かけます。これは成虫にのみ見られる行動で、上に乗っかっている小さな個体がオスですね。オスは交尾のためにこうしてメスの背中に乗るわけですが、交尾していなくてもメスの背中にいるオスをよく見かけます。小さなオスにとってメスの背中は安心できる場所なのかもしれませんね。

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 オンブバッタを通年繁殖させ、飼育下でたくさん得られればカマキリや小型爬虫類の餌にいいなぁ、なんて前々から考えているのですが、そうは上手くゆかないんでしょうね。京都の鈴虫寺ではスズムシを通年繁殖させていますけど。

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