1_萌萌虫雑記帳.png

キイロシリアゲアリ

2014/02/06


 日本各地で普通に見られるアリンコです。最近、日本でもアメリカやなんかでもアリンコをペットにしている人がどんどん増えているようです。アリンコは小さなスペースで飼えますし、飼育もそれほど難しくありません。筆者も子供の頃から時々飼っていました。むかしは透明な容器に砂を詰めて、そこにアリを放して巣を作らせるというのがアリの飼い方の全てでしたが、最近は砂を使わない飼い方が主流みたいです。



 アリンコを長期的(1年以上)飼育するには、とにかく女王を確保しなければなりません。できれば女王を含む多数の働きアリつまりコロニーを確保するのが理想的です。今回は2頭の女王と複数の働きアリと卵や幼虫を入手できました。



 今回はアリの飼育キットを使ってみました。ピラミッド型の容器に、説明書に従って作ったゼリー状の培地を詰め込み、ここにアリを入れておけば餌も水も要らずに飼育できるというもの。



 働きアリには役割分担があるようで、女王のお世話係は女王の周囲に群がり、それ以外は方々歩き回ってやがて巣作りを始めました。培地は巣穴を掘るための土にしてアリたちの食べ物でもあります。つまり彼らはでっかい食べ物にせっせと巣穴をこしらえているわけ。



 容器の壁面にそって巣穴を拡張して行きますが、ゼリー状の培地に穿たれた巣穴はよく判りません。とくに写真で見ると、巣穴は見えなくて働きアリたちがゼリーの中に埋まっているように見えます



 2頭の女王たちは、けっきょくのところ働きアリたちが作った巣穴は利用せず、ずっと地表にいました。地表といってもピラミッドの頂点の小さな空間で、女王にしてみればそこが住み慣れた自室なのでしょう。



 このゼリータイプに飼育きっとは、短期飼育用で、長期的にコロニーを育てて行くにはまったく不向きでした。女王はあまり産卵しなくなり、働きアリや幼虫も次第に数を減らし、数ヶ月後には女王だけになってしまいました。

 本種は、筆者の家の周りでもよく見かけます。秋になると新女王が地表を歩いているので、それを捕まえてタッパーに入れて飼ってみたこともあります。動きが緩慢で扱いやすいので飼育が楽です。アメ色の体が綺麗ですしね。タッパーで飼っていた女王はずいぶん長生きしていましたよ。ただ、産卵には至らなかったので交尾前だったのでしょうね。

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

索引


目次

スネさん リーザさん けもの 庭虫
雑虫 クモ 直翅系 半翅系 膜翅系 鱗翅系 鞘翅目 毒虫 魚たち 無脊椎
両生類 カメたち 絶滅動物 くさばな 庭草 雑草 高山植物 飼育と観察 ヒト □飼育動物データ




    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>

サイト内検索

NEW ENTRIES


Amazon Kindle 電子出版のご案内
cover4.jpg


★講読には
Kindle 読書アプリ
が必要です。



sijn.jpg






recent comment

recent trackback

プロフィール

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM